Spring matter - Tokyo

f:id:fukubato:20190503004251j:plain

Hi!

いつでもどこでも思いがけないような新たな才能を開花させていてシャポーです。あなたの日本語の《生徒達》の日本語のレベルは、2年間語学学校に通った私のさびに錆びたイタリア語より上であることは間違いないでしょう。

ところで、私にとって春という季節を一言で言うならば花粉症、この時期は例年自らの遺伝的宿命を呪いつつ、文字通り窓を閉め切って、受難の季節が速やかに我が身より去ることを祈りながら過ごしていましたが、今年は心を入れ替えました。

そう、寒さが緩み花が咲き乱れる美しい季節、こんな受け身な生活はもったいないという事で、2月のインフルエンザ患者が列をなす内科へ駆け込み、点眼薬と抗ヒスタミン剤を処方してもらい、早々に薬漬けの生活に甘んじることにしたのです。え?インフルエンザはこわくないのかって?これまで一度も予防接種をせず、なぜかかかったことがないのです。周りで流行っていてもあまり影響を受けないタイプなのはご存知の通り。いやでも小学生の頃はインフルで病欠している友達がちょっと羨ましかったな。笑

薬漬けの生活は、つまりは抗ヒスタミン剤の副作用の眠気との闘いでもあります。ミーティングで相手を説得している最中や、ランチで蕎麦をすすっている時にいきなり睡魔が現れたらとんでもないことです。そこで、毎日服用する時間を少しずつずらしていき、仕事中に眠気がこない服用時間を見つけ出し、コントロールすることに成功。お医者様からは朝に服用すべしと指導されてはおりますが・・まぁ誤差の範囲です。

抗ヒスタミン剤の恩恵を受けている隙を狙い、憧れの千鳥ヶ淵へ花見へと繰り出しました。その苦難のすえに撮影した一枚がこの写真です。

願わくは花を眺めた後は、余韻に浸りながら好きなブドー酒など美酒を楽しみたいところですが、ブドー酒にヒスタミンが含まれてることを思い出しあえなく断念。ささやかなものであっても、なかなか願いというものは叶わないものですね。