Canicule -Aix en Provence-
こんな天気予報、見たことありますか?最高気温43度って・・。
こんな気温を叩き出すにもかかわらず、当地はクーラーのない家が大半なのです(我が家を含む。)。これは殺人的暑さといっても過言ではありません。実際に、2003年には40度を超える記録的熱波の影響で、フランスだけでも高齢者を中心に約15000人が死亡したのだとか。
というわけで、この予報を知った日から「この熱波をどう乗り切るか」は、真面目な懸案事項だったのです。
自宅にいるのは厳しいので(外以上に暑い)、避難が必須です。避難場所の条件としては、
①クーラーがある
②朝から夕方まで、通しでいられる(日中外に出なくて良い)
③食べ物がある
④飲み物もある
⑤値段が高すぎない
⑥トイレがきれい
⑦電源が使える
⑧居心地がよい
検討の末、こうした条件をあざやかに満たしている場所を思いつきました。私が日本語を教えている例のカフェです。このカフェは、おしゃれなカフェで、クーラーも完備(①⑧)。普通のカフェではなく、1時間5ユーロという時間チャージ制で、1日プランにすれば25ユーロくらいで飲み食いし放題(②③④⑤)。トイレもハイレベル(⑥)。そして、そもそも勉強や作業をする人向けのカフェなので、電源がそこかしこにあります(⑦)。
ダラダラしていると、気温が上がり、熱波の中を移動する羽目になりますので、比較的涼しい朝のうちにここに来て、現在に至ります。
クーラーが効きすぎでちょっと寒いんですが、そんなことを言ってはバチがあたりそうな本日の熱波でございます。